通常の生理ナプキンは、長時間経血を吸収するために化学繊維や高分子吸収剤が使われているのに対し、オーガニックナプキンはオーガニックコットンや植物由来の素材を使用しています。これにより、オーガニックナプキンは肌に優しく、アレルギー反応やかぶれのリスクを減らすことができます。さらに、オーガニックナプキンは環境にも配慮されており、農薬フリーのコットンを使用し、完全塩素フリーで製造されていることが多いです。
オーガニック紙ナプキンは使い捨てで便利であり、通常の紙ナプキンと同様に使用できますが、オーガニック素材を使用しているため肌に優しいです。一方、オーガニック布ナプキンは洗って繰り返し使用できるため環境に優しく、長期的に見れば経済的です。
「デリケートゾーンの高い経皮吸収率」が理由の一つです。経皮吸収率は、化粧品や日用品などの外部成分が皮膚を通して体内に取り込まれる割合を意味します。
特にデリケートゾーンは、腕や脚など他の部位と比較して、その吸収率が40倍以上と非常に高いとされています。この部位の皮膚は薄く、消化器官を経由せずに直接外部成分を吸収するため、体外に排出することが難しく、成分が体内に蓄積される可能性があります。
このようにデリケートゾーンの吸収率の高さから、オーガニックナプキンを選ぶ人が増えてきています。
通常のナプキンに使用される高分子吸収剤は、熱さまシートにも使用されている化学成分であり、経血をジェル状に凝固させます。
そのジェルによってデリケートゾーンが冷える恐れがあるのです。
それに対してオーガニックナプキンは化学的な高分子吸収剤は使用しておらず、布の吸収作用やパルプなどの植物由来の成分で水分(経血)を吸収させます。
これにより冷えを予防することもできると言われています。
不妊治療においては、オーガニックナプキンが直接的な効果をもたらすという科学的根拠は確立されていませんが、子宮の冷えを防ぐことや身体に優しい選択として考慮されることがあります。
・一般的なナプキンに比べて価格が高い
・吸水性が劣る場合があるため、多い日には不安を感じることも
・ノンポリマータイプのオーガニックナプキンは厚みがあるため、持ち運びに際してかさばる可能性がある
吸収力やコンパクトさ、入手のしやすさも重要なポイントです。吸収力の弱さによる漏れが不安な方は、昼用の多い日用や夜用を使用することをおすすめします。
また、オーガニックナプキンは実店舗でのお取扱がまだまだ少ないです。ネットでの購入がメインとなるため、ストック切れがないよう日ごろから手元にあるようにすると安心です。生理の周期ごとにオーガニックナプキンが自宅に届くサブスクサービスを利用する方法もあります。
▼生理用品のサブスク「This period.」
今回はオーガニックナプキンの特徴やメリット、デメリットについてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか?ナプキンを選ぶ際は、ブランドごとに異なる特性を理解し、自分に合った製品を探すことが大切です。子宮・デリケートゾーンは体の敏感な部分なので肌に優しい素材を選ぶことで労わることができます。また、健康だけでなく環境にも配慮した生活を送ることもできます。ご自身のお身体と地球に優しいオーガニックナプキンをぜひ試してみてください。
身体にやさしい自然派ナプキンで、毎月の生理を少しでも快適に過ごしてほしい―そんな想いから生まれたのが、生理用品のサブスク「This period.」です。自然派ナプキンを生理周期に合わせて自宅にお届けします。取扱製品は”ナチュラムーン””シェリコット”の自然派ナプキンの2ブランド。おりものシート・普通の日用・夜用の3種類を枚数が18枚~30枚になるように自由にカスタムし、自分専用のBOXを作っていただけます。お試しBOXのご用意もございますので、ぜひお気軽にサイトを覗きにいらしてください!
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