生理期間以外の不正出血、原因は?

生理期間以外の不正出血、原因は?

Column

生理がきた!と思ったら、少量で終わってしまったり、色味がおかしくて不安になったり・・・

今回は生理期間外の”不正出血”について、原因や気を付ける点をまとめます。

■生理ではないのに不正出血するのはなぜ?

生理以外の不正出血は、月経周期とは無関係に性器からの出血を指し、多岐にわたる原因が考えられます。ホルモンバランスの乱れ、子宮や卵巣の疾患、妊娠の可能性など、さまざまな状況が不正出血を引き起こすことがあります。

■不正出血は生理の何日前に起きる?

月経予定の1週間~数日前から少量の出血がみられます。

■不正出血と生理の違い

主な違いは、出血量、色、持続期間にあります。通常、不正出血は生理ほど出血量が多くなく、色が茶色っぽいことが多いです。また、生理は数日続くのに対し、不正出血はすぐに止まるか、逆に長く続くこともあります。

■不正出血の量や色の原因

例えば、茶色の出血子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因であることが多いです。鮮血の出血がある場合、子宮頸部のポリープや炎症などが考えられます。

■不正出血の原因となる病気一覧

子宮の病気

子宮内膜症/子宮筋腫/子宮頸がん

卵巣の病気

卵巣がん/卵巣機能不全

膣の病気

膣炎

そのほか

性感染症(クラミジア、淋病など)/更年期障害

これらの病気は、他にも様々な症状を引き起こす可能性があります。不正出血が見られた場合は、早めに医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。

■ストレスによる不正出血について

ストレスによる不正出血は、ホルモンバランスの乱れが主な原因とされています。

強いストレスや不規則な生活が続くと、自律神経が乱れ、女性ホルモンの分泌に影響を及ぼすことがあります。これにより、子宮内膜の正常な周期が崩れ、月経以外の時期に出血が起こることがあります。症状としては、おりものに血が混じる、茶色や褐色の出血、または鮮血が見られることがあります。ストレスが原因である場合、出血は通常軽いものですが、症状が続く場合は医療機関を受診することが推奨されます。また、ストレスを解消し、規則正しい生活を心がけることで、不正出血のリスクを減らすことができます。

■病院を受診する目安

一般的には出血が1週間以上続く、出血量が多い、痛みを伴う、または閉経後の出血がある場合には、速やかに医療機関を受診することが推奨されます。特に、出血量が多く顔色が悪い、意識が遠のく、ふらふらするなどの症状がある場合や、激しい腹痛がある場合、妊娠している可能性がある場合には、緊急を要するため、すぐに救急外来や産婦人科を受診してください。

■不正出血について年代別で気を付けること

・10代から20代

ホルモンバランスの乱れが主な原因であり、ストレスや体重の急激な変動が影響することがあります。

・30代から40代

子宮筋腫や子宮内膜症などの病気が原因で不正出血が起こることが多く、出血の量や色、痛みの有無に注意が必要です。

・更年期を迎える50代以降

ホルモンの変化により不正出血が起こりやすくなりますが、子宮体がんなどの重大な病気のサインである可能性もあるため、定期的な健康診断が重要です。

■まとめ

不正出血は多様な理由によって引き起こされることがあり、時には重大な健康問題の警告として現れることもあります。軽視してしまうと、体からの重要な警告を見落とすリスクがあります。安心して日常生活が送れるよう、軽い出血であったとしても少しでも違和感があった際には、婦人科の受診し原因を確認するようにしましょう。

■さいごに

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